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Greeting - KCC2017


ご挨拶

Kanazawa Coronary Conference(KCC2017)開催にあたって

 この度、第16回目の金沢コロナリーカンファランス(KCC)を開催するにあたり、ご挨拶を申し上げます。
KCCの歩んできた道は、日本におけるステント使用の歴史と言っても過言ではないと思います。
初めてKCCが開催された時から数年間は、BMSが多く使用され、2004年からは、第一世代のDESあるCypher Stentが日本国内で初めて保険償還され、その後発売されたTAXUS Stentを含めた第一世代ステントの使用法や成績などについて、熱心な議論がされたことを記憶しています。
DESが登場してから10数年が経過し、その間数多くのDESが改良を重ね、現在使用している第三世代と言われる最新のステントは、その優れた臨床成績からDESの最終形とも言われています。これらの第三世代ステントに関しても、いつも問題になる長期予後、遅発性血栓症に関しては、データーの蓄積と解析が待たれるところです。
DES時代の今日においてもDES留置を避ける方が良い病変があることも事実です。病変形態や病変部位に適した、将来に繋がるPCIが望まれるところであります。
この様な観点から、復活したDCA、RotablatorやDCBを駆使して、PCIを行う必要があると思われます。実際のDevice選択において、IVUSのみならず、OCT,OFDIなどのImaging modalityが重要な位置を占めるようになってきました。
一方でEVTに関しても下肢動脈に使用できるステントの改良や末梢血管用の新しいDeviceの登場により盛んに行われるようになってきました。
今回のKCCでは、PCI、EVTともに症例のピットフォールとなる問題点や明日に繋がるPCIなどを論議しつつライブを進めたいと思っています。
今年も次世代の先生を中心とした症例検討会なども企画しておりますので、ご参加をお待ちしています。
スタッフ一同みなさまと金沢で、お会いできることを楽しみにしています。

 

北陸PTCA教育ライブ研究会
代表世話人 北山 道彦
金沢医科大学病院 
心血管カテーテル治療科

                         

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